オックスフォードは大学の街とあって本屋さんが充実しています。今日の記事、ブラックウェルもその一つです。創業は1889年のようです。
通りに面した、石造りの外装におしゃれな内装と、これまたイギリス情緒たっぷりのお店です。
中にはなんとガイコツが座っていました。いったいどういうコンセプトなのでしょうか。
【大学人の本の出版から】
私が訪れた時、ちょうど無料のガイドツアーをやっていたので、参加してみることにしました。創業者の執務室などに案内されながら、店内をおじいちゃんの解説でまわったわけです。(私が理解した限りですが…)なんでも、このブラックウェル、当初はオックスフォードの研究者が書いた本の出版を手掛けていたようです。自然科学から人文科学まで、多種多様な研究領域のあるオックスフォード。出版需要もきっとたくさんあったのでしょうね。
大学人の書いた本をブラックウェルが出版し、その本を買う学生や研究者がいる。その学生や研究者が育ったり、刺激を受けてまた、本を出版する…。ちょうどこのような具合だったのでしょうか。大学と本屋さんのもちつもたれつの関係…。
こんな大学町情緒にふれるのも、オックスフォードを旅する魅力の一つではないでしょうか。
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